ネイリストになるには資格が必要?資格をもっている場合ともってない場合の違いを紹介

公開日:2025/05/01  

ネイリストになるには 資格

自分の爪がキラキラしていたり、好きな色でデザインされていたりすると、毎日が楽しくなるという人も多いのではないでしょうか。実際、ネイルをしている女性は多く、ネイリストになりたいと思っている人もいます。そこで、今回は未経験からネイリストになる方法と資格について解説します。

ネイリストは資格なしで働ける?

ネイリストは、特別な資格がなくても働くことが可能です。実際、ネイリストの求人では未経験を募集しているものが多くあります。未経験のネイリストを募集している求人に応募し、採用されれば資格なしでネイリストとして働くことが可能です。

資格なし、未経験で働けるネイルサロンでは、研修を行っていたり、スクールに通える体制が整っていたりするケースが多いです。未経験で、いきなり施術に入るわけではないので、未経験でネイリストとして働きたい方は未経験OKの求人に応募してみましょう。

ネイリストの仕事内容は?

ネイリストの仕事は、ネイルケアからネイルカラー、ネイルアートなどがあります。未経験でネイリストになる場合は、研修期間に施術の練習を行うのが一般的です。施術の練習は、ネイルサロンの業務時間外に行われます。

ネイリストの仕事内容は、主にサロンに来店したお客様の爪を美しく整えたり、アートなどでデコレーションをしたりすることです。次の項目では、ネイリストが実際に行う仕事内容を解説します。未経験からネイリストとして働く場合は、まずネイリストの仕事内容を確認しておきましょう。

ネイルケア

ネイルケアでは、お客様の爪の表面を整えたり、長さを整えたり、甘皮を処理したりするなどの作業を行います。マニキュアやジェルを使用してネイルカラーやネイルアートを行う場合、爪の表面のケアは欠かせません。

お客様の中には、ネイルケアのみの施術を希望する場合もあるので、ネイルケアはネイリストの基本の仕事だといえるでしょう。

ただし、ネイリスト未経験で働き始める場合は、アシスタントとしてネイリストのお手伝いから仕事を開始するケースもあります。アシスタントとして仕事を行う場合は、サロン内の清掃やお客様対応を任せられるケースが多いでしょう。

ネイルカラーとアート

ネイリストの仕事内容として、ネイルカラーとネイルアートがあります。ネイルカラーは、爪にマニキュアやジェルを塗り、美しく整える業務です。マニキュアとジェルネイルによって手順は異なるので、それぞれの手順を覚える必要があります。

ネイルアートでは、ネイルカラーで彩った爪先にマニキュアやジェルなどで柄を描いたり、ストーンなどを使用したりしてデザインする業務です。ネイルサロンと聞くと、ネイルアートを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

ネイルカラーとネイルアートは、資格なしでも行うことができます。ただし、未経験からネイルサロンで働き始めて、すぐにネイルカラーやネイルアートを任せられることは稀です。未経験の場合は、研修として練習を行ってから技術が向上した後に、お客様に対する施術を行う業務が始まります。

資格なしでネイリストになる場合の注意点は?

資格がない状態でネイルサロンに就職した場合、研修期間として働く期間が長くなる点に注意が必要です。研修期間は、ネイリストとしての技術を向上させるために、ネイルケアやネイルカラー、アートの練習を営業時間外に行わなければいけません。ネイルサロンに就職できたからといって、すぐにお客様への施術ができるわけではないのです。

また、無資格の場合は、ネイリスト関連の資格をもっている人よりも給与が低い可能性があります。さらに「このサロンで働きたい」と思ったサロンがあっても、未経験の人を募集していなければ、働くことができません。

資格がない状態でネイリストとして働き始めたい場合は、働くことに加えてネイルアートの練習などの作業が増える点にも注意しましょう。また、働く場所を選べない可能性がある点にも注意が必要です。

ネイルサロンで働くときに役立つ資格は?

ネイルに関する資格をもっていることで、働くサロンの選択肢が増えたり、給与が増えたりなどのメリットがあります。ネイリストとして給料を上げたい場合や基礎的な技術を勉強したい場合は、ネイルに関する資格取得を検討しましょう。

ここでは、ネイリストとして働くときに役立つ資格を紹介します。それぞれの難易度や違いも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。ネイルの資格をもっていることで、ネイルアートに関する技術の証明にもなるでしょう。

ネイリスト技能検定

ネイリスト技能検定は、内閣総理大臣が認めた公益財団法人である日本ネイリスト検定試験センターが主催している資格です。ネイリスト技能検定は1級から3級まであり、2級以上がネイルサロンで通用するレベルだといわれています。

ネイリスト技能検定3級は、ネイルケアなどの基本知識が試されます。2級からは、筆記と技能があり、それぞれで合格しなければいけません。これからネイリストとして働きたい場合は2級以上の取得を目指しましょう。

JNAジェルネイル技能検定試験

JNAジェルネイル技能検定試験は、NPO法人日本ネイリスト協会が主催している資格です。JNAジェルネイル技能検定試験は、初級・中級・上級に分かれていることが特徴です。資格は、まず初級から取る必要があり、級を飛ばして受験することはできません。

JNAジェルネイル技能検定試験では、知識をテストする筆記試験と技術をテストする実技試験があります。どちらも合格することで、初級や中級などの資格を得ることが可能です。

ネイリスト技能検定と同様に、ネイルサロンで求められるレベルは中級からです。ネイルサロンで働きたい場合は、まずは初級から試験を受け、中級または上級の資格取得を目指しましょう。

ネイルサロン衛生管理士

ネイルサロン衛生管理士は、NPO法人日本ネイリスト協会が主催している資格です。ネイルサロン衛生管理士は、ネイルサロンの衛生状況や換気や排気などのサロンの環境を適切に管理するための資格です。

ネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定試験とは異なり、ネイルアートの技術を証明する資格ではありません。しかし、ネイルサロン衛生管理士の資格をもっていることで、ネイリストとしての信頼度やお客様の安心感につながります。

ネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定試験と合わせて資格取得を目指すことで、お客様の信頼を得たり、自身でネイルサロンを開業する際のアピールポイントとなったりなどのメリットがあるでしょう。

ネイリストの資格取得がおすすめな理由

ネイリストは、資格なしで業務を行っても法律違反ではありません。しかし、ネイルカラーやネイルアートなど、技術が必要になる業務である以上、資格をもっていたほうが就職に有利になるでしょう。

また、ネイリストの資格は技術力の証明でもあります。ネイルサロンで働くケースに加え、個人で開業をする場合でも、資格が有利に働く可能性が高いです。お客様は、意外とネイリストの資格をみているものです。

いくら技術が高くても、資格をもっていないことで集客に困ってしまうケースもあるでしょう。資格をもっていれば、基礎的な技術力から習得でき、お客様の信頼もつかめます。とくに、今後個人で開業する予定がある場合は、ネイリストの資格はもっていて損はありません。

資格なしでネイリストの求人を探す方法は?

ネイルサロンの求人では、未経験・資格なしでも応募できる求人が多数あります。資格なしで求人を探すときは、SNSなどで公開されている求人をチェックしたり、求人サイトで探したりするのがおすすめです。

求人によっては、未経験を採用しているかを記載していない場合もあるので、気になるときは問い合わせをしてみましょう。ネイリストの求人を探す場合は、美容に特化した求人サイトもあるので、ぜひ利用を検討してみてください。

まとめ

ネイリストは、資格や経験がない人でも施術を行うことができます。ただし、やはり資格をもっている方のほうが有利なのが現状です。ネイリストとしての給料を上げたり、しっかり集客をしたい場合には、ネイルに関する資格を取るようにしましょう。

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