ネイリストの資格はどの種類のどの級まで必要なのか?

公開日:2023/07/15 最終更新日:2023/05/16

かつてあまり馴染みがなかったネイリストという仕事が、今ではメジャーになっています。指先は何をするにも他人の目に入りやすく、女性だけでなく男性にも美しさが求められているからです。ネイルの根本は、爪をケアすることにあります。今回は、ネイリストの資格はどの種類のどの級まで必要なのかなどを見ていきましょう。

ネイリストとして働く際に資格を取得するメリット

それでは、ネイリストの資格を得ることによってどのようなメリットがあるのか探っていきましょう。

ネイリストとしての専門的な知識・技術が身につく

資格を取ることで、専門的な知識や技術が身につきます。スキルをもつということは自信につながり、顧客からの信頼度もアップするでしょう。

就活・転職時に役立つ

就活や転職の際に必要不可欠なのが、自分の能力をしっかりアピールすることです。ネイリストとして働く際に資格をもっていると、大いに役立ちます。履歴書に記載する際には、取得した級数を正式名称で記入するようにしましょう。

給料アップにつながる

ネイリストの資格を得ることで、技術が身についているのは確かです。資格を取得していなくても就職は可能ですが、やはり資格をもっていることで前向きになれます。資格の上級を目指しキャリアアップしていくと、給料アップにつながるでしょう。

ネイリスト資格の種類

それでは、ネイリストの資格にはどのような種類があるのでしょうか?

JNECネイリスト技能検定

JNECネイリスト技能検定はよく知られており、内閣総理大臣が認めたJNEC(日本ネイリスト検定試験センター)が認証している資格です。ネイルサロンの技術水準の維持や向上を図るための資格であり、知識やスキルを証明するものです。

3級は義務教育を修了していれば誰でも受験資格があります。2級を受験するには3級に合格していることが条件であり、1級を受験するには2級に合格していることが条件です。

JNAジェルネイル技能検定

JNA(日本ネイリスト協会)が、ネイル普及やネイリストのスキル向上を指して、ネイルに関わる技能研修を開催し、資格認定などを行っています。JNAが実施している検定試験は4種類あり、そのひとつがJNAジェルネイル技能検定です。

技能検定は初級、中級、上級の3段階に分けて実施しています。義務教育を修了していれば誰でも初級の受験が可能です。中級は初級の合格者、上級は中級の合格者が受験可能。国際ネイリストの検定試験も行い、2級と3級の2段階になっています。

ネイルサロン衛生管理士

ネイルサロン衛生管理士はJNAの検定資格で、ネイルサロンの衛生管理に関する専門知識を取得した証となる資格です。JNA認定校で実施される講習会を受講し、安全で安心なネイルサービスの提供を目的としています。

ネイルサロンの衛生管理に関する知識を課題とした筆記テストに合格しなければなりません。ネイルサロンでの実務経験がなくても受験できます。

ネイルサロン技術管理者

ネイルサロン技術管理者もJNAが主催している資格で、ネイルサロンにおいてスタッフの技術管理を行えます。ネイルサロン全体の技術水準の維持・向上を図る目的で設置された資格です。またJNAジェルネイル技能検定試験中級の資格を取得すれば、JNA認定ネイルサロンの技術管理者として登録できます。

ネイリスト資格のレベルと難易度

ネイル関連の資格をご紹介しましたが、すべて取得する必要はありません。ただし、今後国家資格になる可能性が高いので、ネイリスト検定は早めに取得しておいたほうがよいでしょう。

1級と上級の合格が狭き門となっており、価値の高い資格になっています。2級以上がサロンでは採用の評価基準になりやすいため、就職のために取得する場合は2級以上が必須です。

難易度

ネイルの資格は簡単に取れるか取れないかを考えると、やはり級によって変わってきます。3級や初級は高度な内容は出題されませんが、2級、中級となると、最低でも新米プロレベルの知識と技術がなければ合格は難しいです。

まずは3級や初級に挑戦することから始めましょう。集中すれば2~3か月ほどで合格できるレベルなので、難易度は低いといえます。2級、中級は、ネイリストとしてのサロンワークの基礎レベルと技術が必要です。実際2016年春から試験内容が変更され、以前より難易度がアップするといわれています。

まとめ

ネイリストの資格はどの種類のどの級まで必要なのか?を探ってきました。ネイル検定には大きく分けて、JNECネイリスト技能検定試験とJNAジェルネイル技能検定試験があります。最近はジェルネイルが注目されており、ジェルネイル技能検定試験を受ける人も少なくありません。両方の資格をもっていると有利であり、挑戦するのもよいでしょう。

初級や3級は比較的取りやすいので、まず取得を目指してみるのがおすすめです。国家資格になる可能性も高まっており、今後受験者数が増えていき難易度もアップすることが予測されています。ネイリストになると決めたなら、早い目に資格を取ることが望ましいです。解説したように、資格を取ることで多くのメリットがあるのも事実です。

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