ネイルの職業訓練校とは?メリットなどを解説

公開日:2024/04/03

職業訓練校
転職活動を進めるうえで、「職業訓練校」という言葉を見たり、聞いたりしたことがある方もいるでしょう。しかし、職業訓練校では、どのようなことが学べるのかいまいちわからず、実際に利用するのをためらっている方も多いのではないでしょうか。

また、将来的にはネイル関係の仕事に就きたいものの、職業訓練校でネイルを学べるのか疑問に思われている方もいるでしょう。そこで、ネイルが学べる職業訓練校について紹介します。

ネイルが学べる職業訓練校とは?

職業訓練校とは、就職のために必要なスキルや、就職活動や転職活動を有利に進めるために必要な知識や技術を学習するための学校のことをいいます。実際に就職活動や転職活動をしている方はもちろん、在職中の方でも利用することが可能です。

一般的には、国や各都道府県の自治体が運営しているケースがほとんどですが、中には自治体から委託を受けた民間企業が運営していることもあります。

職業訓練校では、ワードやエクセルといった業務で最低限必要なパソコンスキルに加え、ウェブ制作や、プログラミングなども学べます。さらに、介護やデザイン、理美容なども学習することが可能です。

なお、ネイルを対象にしたコースも開講されているので、将来的にネイル関係の仕事に就きたい方も、職業訓練校でしっかりと知識や技術を身につけられるでしょう。

職業訓練校で何ができる?

職業訓練校では、さまざまなコースが用意されており、基礎的な知識はもちろん、しっかりと業務で活かせるスキルを習得することが可能です。

ネイルコースを開講している職業訓練校もあることから、ネイルに興味ある方は職業訓練校を活用するとよいでしょう。

なお、実際にどのようなことが学べるのか、受講期間はどれくらいなのか気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、ネイルに関して、職業訓練校で学べる内容や、受講期間について詳しく紹介します。

カリキュラム

職業訓練校のネイルコースは、主に学科と実技に分けられています。また、職業訓練校によっては、実際にネイルサロンなどで職場体験をするといったカリキュラムを用意しているケースも珍しくありません。

職業訓練校のネイルコースでは、ネイルケアの基礎的な知識、技術はもちろん、顧客対応やネイルの衛生管理などを学べます。

さらに、ハンドトリートメントやフットケアなども学習することが可能です。そのほか、ネイルアート、ネイルファイリング、チップラップ、ジェルネイル、スカルプチュアなども習得できます。

また、より早い時間でネイルができるようになる時短テクニックを教えてもらったり、トレンドデザインのデモンストレーションを受けたりすることも可能です。

受講期間

職業訓練校の受講期間は、約3~6か月です。コースの内容や習熟度によって、期間に差があるものの、おおむね半年以内でコースを修了できます。

また、開講時間については、職業訓練校やコースによってさまざまですが、平日の朝から夕方まで開講されているケースが多いでしょう。

朝から夕方まで、みっちりと講義を受講することから、実際の業務で活用できる知識や技術を短期間で習得することが可能であり、より短い期間で就職、転職を目指せます。

職業訓練校で取得できる資格はある?

職業訓練校では、業務で活用できる知識や技術だけでなく、資格取得も目指せます。ネイル関係では、「JNEC ネイリスト技能検定2・3級」「JNA ジェルネイル技能検定 初級・中級」「JNA ネイルサロン衛生管理士」「JNA フットケア理論検定試験」などの資格取得を目指すことが可能です。

職業訓練校の講義と併行して、資格の取得を目指せることから、就職や転職を有利に進められるのがメリットといえるでしょう。

というのも、ネイル関係の求人では、募集要件として「JNEC ネイリスト技能検定2・3級」「JNA ジェルネイル技能検定 初級・中級」の資格保有者を対象としているケースも少なくないのです。

つまり、資格を取得していなければ、そもそも求人に応募できない可能性もゼロではありません。しかし、職業訓練校でしっかりとネイルの知識や技術を身につければ、「JNEC ネイリスト技能検定2・3級」「JNA ジェルネイル技能検定 初級・中級」といった資格の取得を目指すことができ、資格を取得することで、ネイル関係の求人に応募できます。

職業訓練校を利用するにはどうすればよい?

職業訓練校でネイルを学習することで、業務で活用できる知識や技術を身につけられるのはもちろん、ネイル関係の資格の取得も目指せます

とはいえ、実際に職業訓練校を利用するには、どうすればよいのかわからない方がほとんどでしょう。

ここでは、職業訓練校を利用するための一般的な方法、手順を紹介します。

①ハローワークに相談しに行く

職業訓練校を利用するには、まずハローワークに相談しなければなりません。居住地の管轄のハローワークに行き、求職申し込みを行います。

実際に求職の申し込みを行ったあと、担当者に職業訓練校を利用したい旨を伝え、どのようなコースがあるのか、申し込み時期はいつなのかなどを確認しておきましょう。

②職業訓練の説明会に行く

ハローワークの担当者に相談すると、職業訓練の説明会の案内をされるケースがほとんどです。実際に、職業訓練の説明会を受け、より具体的なコースの内容や、どのような資格の取得を目指せるのかを確認しておきましょう。

さらに、説明会では、質疑応答の時間が設けられることがあるので、わからないことや、気になることがあれば、説明会で解消しておくことが大切です。また、職業訓練への意欲をアピールするためにも、積極的に説明会に参加しましょう。

③ネイルコースの見学に行く

職業訓練校によっては、コースを見学することが可能です。実際に、コースを見学することで、どのような内容なのかをイメージしやすくなるでしょう。

さらに、試験や面接を有利に進めるためにも、コースを見学して、志望理由や動機などを明確にさせることもポイントです。

④受講申し込みをする

職業訓練校の受講の申し込みは、管轄のハローワークで行います。ハローワークで、要件を満たしていることが確認されれば、受講申込書を受け取れます

そして、必要事項を記入し、受講先に提出しなければなりません。なお、一般的には手渡しだけでなく、郵送にも対応しているので、ハローワークや自宅で申込書を記入して、郵送すれば問題ないでしょう。

⑤試験を受ける

受講申込書を提出すれば、必ずコースを受けられるわけではありません。職業訓練校のコースを受講するには、試験や面接に合格する必要があります。

なお、試験内容については、職業訓練校やコースごとに違いがあるので、しっかりと説明会や見学を通して、確認することが大切です。なお、ネイルコースについては、試験ではなく、面接のみで合否を決めているケースも珍しくありません。

そのため、しっかりと志望動機や理由を伝えられるようになっておきましょう。

⑥合否確認

試験や面接を終えると、数日後に合否結果が郵送されます。そして、合格の場合は、結果をハローワークに持っていき、「就職支援計画書」を発行してもらう必要があります。

なお、給付金や、受講までの流れについては、職業訓練校やコースによって異なるので、ハローワークの担当者に確認することが大切です。

まとめ

今回は、「ネイルの職業訓練校とは?」をテーマに、職業訓練校の概要や特徴に加え、ネイルコースではどのようなことを学習できるのかを解説しました。

職業訓練校が開講するネイルコースを受講することで、業務で活用できる知識や技術を身につけられることに加え、資格の取得も目指せます。

コースと併用して、資格を取得することで、より短い期間で就職、転職活動を進められるでしょう。

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